〈疑ったほうがいい〉家事の常識 5つ

朝から晩までやならきゃいけない家事が多すぎて、ストレスを貯めまくっていた私です。
ミニマリストという生き方を知って、ものだけでなく不要な家事も削減できました。

やらなきゃいけないと思いこんでいたいくつかの家事、実はしなくてもなんの問題もありませんでした。常識と思っていたこと、やりたくないなら疑ってみましょう。

①麦茶を沸かす

私はあまり好きではないので飲まないのですが、子どもたちと夫の飲んでいる麦茶。夏はもちろん冬も飲んでいて、さらに学校にもっていく水筒にも入れているので毎日せっせと沸かしていました。

夏は暑いし、冬はなかなかお湯が沸かず。やかんでお湯を沸かして麦茶を入れて煮だし、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やす…と作業も多いです。飲み頃になるまで時間がかかるから、麦茶を切らさないように心の隅で冷蔵庫の麦茶の残量に気を使っていました。

→ 麦茶は沸かさず水出し

麦茶は水出しでも全く問題ありません。なんなら麦茶パックのパッケージにも水出し可と書いてあったりもする。

浄水器通した水と麦茶パックを入れて、冷蔵庫で1時間半待ったら飲み頃の麦茶が完成します。沸かして粗熱をとる作業丸々不要でした。ついでにやかんも不要となり手放しました。やかんて意外と汚れやすく洗いにくかった。

子どものころから麦茶は沸かすものと思い込んでいました。沸かさなくて全然大丈夫。清潔な水が蛇口から出る日本と浄水器に感謝です。

②生ごみはごみ箱に捨てる

夏場は匂いに悩まされるキッチンの生ごみ。毎日小さなビニール袋に入れてしっかり口を縛ってゴミ箱に入れていたけれど、それでもやっぱり夏は臭ってしまいます。

→ 生ごみは冷凍庫に入れる

生ごみは毎日小さなビニール袋にまとめた後、冷凍庫でごみ回収の日まで保管。捨てる時には冷凍庫から取り出してほかのごみと一緒に捨てればオッケー。

もともとキッチンから出る生ごみは食材です。野菜の皮も卵の殻も腐る前にすぐに捨てれば臭くならないし汚くありません。この方法にしてからゴミ箱が臭わなくなって、ゴミ箱の掃除という家事から解放されました。

プラかごにビニール袋をかぶせたものを冷凍庫に入れ、生ごみスペースとして仕切っています。

③浴室の排水溝にカバーをする

浴室の排水溝にはゴミが見えないようにカバーがついていますよね。

カバーがついているとカバーの下がどうなっているか当然見えません。見えないけれど、汚いだろうなということは想像がつく。汚いだろうなと想像する→見たくなくてすぐに掃除できない→汚れが貯まるの悪循環でした。

→ 浴室の排水溝のカバーは常に外す

汚れが見えないことが、すぐに掃除ができない一番の理由でした。

いやでも目に付くようにカバーを付けないことにしたら、汚れが貯まる前に掃除ができるように。さらにカバーがないから集まった髪の毛がワンアクションで回収できて汚れにくくなります。

④コップ1杯分のためにガスコンロでお湯を沸かす

インスタントコーヒーに牛乳を入れたカフェオレを私も夫もよく飲みます。

ただし、飲みたいタイミングはそれぞれだから、マグ1杯分のお湯を沸かす機会が一日に何度かありました。しかも、やかんや小鍋でお湯を沸かすとつい多めに沸かしてしまってガス代がもったいない。火を使うから、ガスコンロの前から離れることもできませんでした。

→ コップ一杯分なら電子レンジで沸かす

レンジ可のマグカップに水を入れてレンジで2分。これで十分でした。

温めている間も火を使わないからそばを離れられるし、1杯分だけ沸かすことができて無駄がありません。ティーバッグのお茶や紅茶、ココアなんかでも応用可。お湯は電子レンジでも沸かせます。

⑤揚げ物を揚げる

唐揚げやてんぷら、コロッケなどの揚げ物。油の処理が大変と思いつつ、おうちごはんの定番でよく作っていました。

→ 家で揚げ物を揚げない。外食or総菜or冷食をオーブン調理で対応する

揚げ物は無理に家で揚げる必要はなかったです。揚げ物が食べたいときには、外食or総菜or冷食をオーブン調理で大丈夫でした。

家で揚げ物をしなくなって揚げ物用の鍋とサラダ油が不要に。今では料理に使う油は基本オリーブオイルのみでサラダ油は我が家にありません。

みんなが大好きな唐揚げは、オーケーの冷凍唐揚げをオーブンで調理。オーブンなら油もはねないし、付きっきりになる必要がないから、忙しい平日でも簡単に唐揚げが食べられます。

冷凍唐揚げをオーブンで調理。ちゃんとカリっとしておいしいです。

その家事の常識もう変わってるかも

自分が子どものころからの常識、いつまでも守り続ける必要はないです。
違うな、と思ったらアップデート。苦労してやっていたこと、実は無駄な努力かもしれません。