ほしいものはなんですか?

よく図書館で本を借りてきます

子供が小さな頃は
一緒に図書館で沢山の絵本を選んで
重たい本の山を持ち帰っていたけど



子供が大きくなって
今は一緒に図書館に行くことも減りました

本が大好きだった次女が
友達付き合いやゲームやスマホに夢中になって
一緒に図書館に行かなくなったのは

少し寂しいけれど

それも成長の証

また大人になって
一緒に図書館に行くことがあったら楽しいかなと思います




小説も大好きだけど
夢中になりすぎて夜更かししてしまうから

フルタイムで働いている今は
自己啓発や暮らしなどの実用書や漫画、雑誌を借りることが多いです


最近好きなのは
松浦弥太郎さん

物語のような松浦さんの暮らしに素敵だな~と憧れます

忙しさにかまけて
一瞬のように流れてしまう毎日をもっと大切にしたいとも思います


図書館に一人で行くこともそうですが、

子供たちが塾やお友達関係で忙しくなり
休日に一人時間が増えました

子供が小さくて常に一緒だったころは
一人の時間が欲しくて堪らなかったけれど

一人で過ごせる時間が増えると
少し寂しく感じるのは贅沢な悩みです

最近借りてきた
益田ミリさんの漫画

ほしいものはなんですか?

40歳の専業主婦の母親と
30代の独身女性である義理の妹の2人の目線から

女性が齢を重ねるうえで抱える不満や不安を描いた漫画です

出版は10年以上前で、
著者は15歳以上年上なのに

あまりに共感できるところが多すぎて

時代は変わったように見えて
昔も今もみんな同じような悩みを持っているんだなあと改めて感じます


私は子供を産んだのが早かったから

子供が生まれてずっと
20代前半から今まで

子供中心の生活をしてきて


手が離れちゃったらどうなるのかな

子育てをしなくなった自分は何をすればいいんだろう

そんな不安があったりするのですが、
この漫画の「人生には『わたし』がいなくちゃ」
という言葉にハッとさせられます

わたしは「わたし」をもっと自分の人生の主役にしていかないといけないと。

こどもの世話をするのは大変だけど幸せなことです

でもいつかは手が離れちゃうから
その時にはなにをしようかな

自分が主役の自分のための人生にするために、やりたかったことを見つめ直します